人気・オッズ|1番人気は33.1%しか勝たない
「1番人気」は最も多くの人が支持した馬です。では実際にどれだけ勝つのか。そして、その人気は正しい値段がついているのか。人気順とオッズ帯の両方から確かめます。
33.1%1番人気の勝率
64.7%1番人気の複勝率
79.1%1番人気の単勝回収率
48.9%100倍超の単勝回収率
人気順ごとの成績
| 区分 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 34,967 | ||||
| 2番人気 | 34,952 | ||||
| 3番人気 | 34,956 | ||||
| 4番人気 | 34,954 | ||||
| 5番人気 | 34,934 | ||||
| 6番人気 | 34,907 | ||||
| 7番人気 | 34,729 | ||||
| 8番人気 | 34,291 | ||||
| 9番人気 | 33,253 | ||||
| 10番人気 | 31,787 | ||||
| 11番人気以下 | 144,312 |
1番人気は約3回に1回勝ち、3回に2回は3着以内に来ます。ここまでは直感どおりです。
回収率の列を見てください。 1〜7番人気まで、単勝回収率はおおむね76.9〜81.4%の狭い範囲に収まっています。
これは偶然ではありません。単勝の払戻率は80%(控除率20%)。市場が正しく値付けしていれば、どの人気帯を買っても回収率は80%前後に収束するのが理論どおりの姿です。実際そうなっています。
つまり「人気順」だけでは儲かりません。ここに勝ち筋はない、という確認がこのページの最も重要な結論です。
これは偶然ではありません。単勝の払戻率は80%(控除率20%)。市場が正しく値付けしていれば、どの人気帯を買っても回収率は80%前後に収束するのが理論どおりの姿です。実際そうなっています。
つまり「人気順」だけでは儲かりません。ここに勝ち筋はない、という確認がこのページの最も重要な結論です。
単勝オッズ帯ごとの成績
| 区分 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0〜1.5倍 | 1,507 | ||||
| 1.5〜2倍 | 6,479 | ||||
| 2〜3倍 | 17,561 | ||||
| 3〜5倍 | 41,723 | ||||
| 5〜10倍 | 73,955 | ||||
| 10〜20倍 | 77,365 | ||||
| 20〜50倍 | 99,216 | ||||
| 50〜100倍 | 65,969 | ||||
| 100倍〜 | 104,260 |
例外は大穴。 100倍を超えるオッズ帯の単勝回収率は48.9%で、他の帯(75.7〜86.3%)から明確に落ち込みます。
確率に対して大穴が買われすぎている——公営競技全般で観測される「大穴の過剰人気(favorite–longshot bias)」です。競艇の実質控除率でも同じ構造を確認しています。
裏を返せば、大穴を切ることは(当てにいくのではなく)損を減らすという意味で理にかなっているということです。ただしそれで勝てるわけではありません。
確率に対して大穴が買われすぎている——公営競技全般で観測される「大穴の過剰人気(favorite–longshot bias)」です。競艇の実質控除率でも同じ構造を確認しています。
裏を返せば、大穴を切ることは(当てにいくのではなく)損を減らすという意味で理にかなっているということです。ただしそれで勝てるわけではありません。
1番人気はどこで信頼できるか
競馬場別
| 区分 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京 | 5,575 | ||||
| 阪神 | 5,203 | ||||
| 札幌 | 1,580 | ||||
| 中山 | 5,114 | ||||
| 函館 | 1,535 | ||||
| 新潟 | 3,067 | ||||
| 京都 | 4,325 | ||||
| 中京 | 3,649 | ||||
| 小倉 | 2,700 | ||||
| 福島 | 2,219 |
頭数別
| 区分 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 〜9頭 | 3,141 | ||||
| 10〜12頭 | 6,790 | ||||
| 13〜15頭 | 10,232 | ||||
| 16頭以上 | 14,804 |
頭数が増えるほど1番人気の勝率は下がります(41.3% → 30.7%)。ライバルが増えるのだから当然です。ただし回収率はほとんど動きません(78.4〜79.6%)。市場はこの差をきちんと織り込んでいます。
クラス別
| 区分 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新馬 | 3,068 | ||||
| 未勝利 | 12,143 | ||||
| 1勝クラス | 10,175 | ||||
| 2勝クラス | 4,785 | ||||
| 3勝クラス | 2,104 | ||||
| オープン | 2,692 |
新馬・未勝利では1番人気が最も信頼でき、クラスが上がるほど下がります。能力差がはっきりしている下級条件ほど、市場の読みが当たりやすいということです。
まとめ
- 1番人気の勝率33.1%・複勝率64.7%・単勝回収率79.1%
- 1〜7番人気の単勝回収率はほぼ横並び。人気順だけでは優位は取れない
- 100倍超だけが48.9%と明確に不利。大穴は買われすぎている
- 1番人気は少頭数・下級条件ほど勝つが、回収率は変わらない
データについて: JRA-VAN Data Lab. で提供される中央競馬のレースデータをもとに、当サイトが独自に集計したものです。他サイトの集計や予想を転載したものではありません。中止・取消・失格などで着順が確定しなかった出走は集計から除いています。