ローテ・間隔|前走1着より、前走2着のほうが勝つ
前走の着順と今走の成績を並べると、直感に反する結果が出ます。前走で勝った馬より、前走2着だった馬のほうが勝率が高い。理由まで含めて確かめます。
20.5%前走2着の勝率
11.1%前走1着の勝率
7.8%最も勝率が高い間隔(中3〜5週)
5.1%連闘の勝率
前走着順別
| 区分 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走1着 | 33,732 | ||||
| 前走2着 | 33,976 | ||||
| 前走3着 | 33,798 | ||||
| 前走4〜5着 | 67,296 | ||||
| 前走6〜9着 | 124,460 | ||||
| 前走10着以下 | 136,722 |
前走1着(11.1%)< 前走2着(20.5%)。 差は9.4ポイントもあります。
理由は昇級です。前走で勝った馬は次走からクラスが上がり、より強い相手と戦います。前走2着の馬は同じクラスに留まるので、相対的に有利な条件で走ることになる。
「前走の着順」は能力の指標であると同時に、次走の相手強度の指標でもある。この2つの効果が逆を向くために、こういう順序が生まれます。
回収率で見ると前走1着71.9%・前走2着73.0%。市場はこの構造をおおむね正しく織り込んでいます。「前走勝ち馬だから買い」と単純に考える人がいるほどには、オッズは歪んでいません。
理由は昇級です。前走で勝った馬は次走からクラスが上がり、より強い相手と戦います。前走2着の馬は同じクラスに留まるので、相対的に有利な条件で走ることになる。
「前走の着順」は能力の指標であると同時に、次走の相手強度の指標でもある。この2つの効果が逆を向くために、こういう順序が生まれます。
回収率で見ると前走1着71.9%・前走2着73.0%。市場はこの構造をおおむね正しく織り込んでいます。「前走勝ち馬だから買い」と単純に考える人がいるほどには、オッズは歪んでいません。
出走間隔別
| 区分 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連闘(中0週) | 10,491 | ||||
| 中1〜2週 | 126,804 | ||||
| 中3〜5週 | 113,236 | ||||
| 中6〜9週 | 78,861 | ||||
| 中10〜25週 | 87,214 | ||||
| 半年以上 | 15,782 | ||||
| 初出走 | 55,654 |
最も勝率が高いのは中3〜5週(7.8%)。連闘は5.1%、半年以上の休み明けは5.1%と落ちます。ただし休み明けが弱いのは、休んだ理由(故障・不調)が混ざっているためでもあります。休養そのものが悪いとは限りません。
回収率は間隔が空くほど下がるわけではなく、中6〜9週あたりが最も高く出ています。「叩き2走目が良い」という通説は、勝率では支持されますが、回収率で見れば大きな優位にはなりません。
前走からの距離変更
| 区分 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 400m以上短縮 | 30,430 | ||||
| 短縮 | 83,514 | ||||
| 同距離 | 196,526 | ||||
| 延長 | 88,016 | ||||
| 400m以上延長 | 31,498 |
同距離が最も高く(8.3%)、400m以上の延長が最も悪い(4.2%)。回収率も63.6%と全帯で最低です。大幅な距離延長は、勝率でも回収率でも割引——これはこのページで最も実用的な結論です。
短縮方向は延長ほど悪くありません。スピードの持続力を問われる延長のほうが、適性の壁が高いことを示しています。
まとめ
- 前走1着11.1% < 前走2着20.5%。昇級による相手強化が原因
- 間隔は中3〜5週が最も勝率が高く、連闘5.1%・半年以上5.1%
- 400m以上の距離延長は勝率4.2%・単勝回収率63.6%と明確に不利
- これらの多くは既にオッズに織り込まれている
データについて: JRA-VAN Data Lab. で提供される中央競馬のレースデータをもとに、当サイトが独自に集計したものです。他サイトの集計や予想を転載したものではありません。中止・取消・失格などで着順が確定しなかった出走は集計から除いています。