対象 2016年1月5日〜2026年7月5日 ・ 中央競馬35,021レース / 488,042出走

ローテ・間隔|前走1着より、前走2着のほうが勝つ

前走の着順と今走の成績を並べると、直感に反する結果が出ます。前走で勝った馬より、前走2着だった馬のほうが勝率が高い。理由まで含めて確かめます。

20.5%前走2着の勝率
11.1%前走1着の勝率
7.8%最も勝率が高い間隔(中3〜5週)
5.1%連闘の勝率

前走着順別

区分出走勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
前走1着33,732
11.1%
30.1%
71.9%
76.4%
前走2着33,976
20.5%
49.3%
73.0%
78.3%
前走3着33,798
14.1%
39.4%
76.1%
77.3%
前走4〜5着67,296
9.3%
29.0%
76.5%
77.1%
前走6〜9着124,460
4.9%
17.2%
76.0%
75.9%
前走10着以下136,722
2.5%
9.3%
67.6%
66.4%
前走1着(11.1%)< 前走2着(20.5%)。 差は9.4ポイントもあります。

理由は昇級です。前走で勝った馬は次走からクラスが上がり、より強い相手と戦います。前走2着の馬は同じクラスに留まるので、相対的に有利な条件で走ることになる。

「前走の着順」は能力の指標であると同時に、次走の相手強度の指標でもある。この2つの効果が逆を向くために、こういう順序が生まれます。

回収率で見ると前走1着71.9%・前走2着73.0%。市場はこの構造をおおむね正しく織り込んでいます。「前走勝ち馬だから買い」と単純に考える人がいるほどには、オッズは歪んでいません。

出走間隔別

区分出走勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
連闘(中0週)10,491
5.1%
17.0%
72.2%
66.7%
中1〜2週126,804
7.4%
23.2%
70.6%
72.6%
中3〜5週113,236
7.8%
23.3%
71.3%
73.4%
中6〜9週78,861
7.6%
21.9%
76.8%
77.0%
中10〜25週87,214
6.8%
19.5%
76.7%
74.2%
半年以上15,782
5.1%
14.9%
60.3%
61.2%
初出走55,654
6.6%
19.7%
72.3%
69.2%

最も勝率が高いのは中3〜5週(7.8%)。連闘は5.1%、半年以上の休み明けは5.1%と落ちます。ただし休み明けが弱いのは、休んだ理由(故障・不調)が混ざっているためでもあります。休養そのものが悪いとは限りません。

回収率は間隔が空くほど下がるわけではなく、中6〜9週あたりが最も高く出ています。「叩き2走目が良い」という通説は、勝率では支持されますが、回収率で見れば大きな優位にはなりません

前走からの距離変更

区分出走勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
400m以上短縮30,430
5.3%
16.2%
75.8%
73.4%
短縮83,514
7.5%
22.2%
76.9%
76.2%
同距離196,526
8.3%
24.7%
72.3%
74.8%
延長88,016
6.5%
19.9%
72.6%
71.8%
400m以上延長31,498
4.2%
13.5%
63.6%
62.0%

同距離が最も高く(8.3%)、400m以上の延長が最も悪い(4.2%)。回収率も63.6%と全帯で最低です。大幅な距離延長は、勝率でも回収率でも割引——これはこのページで最も実用的な結論です。

短縮方向は延長ほど悪くありません。スピードの持続力を問われる延長のほうが、適性の壁が高いことを示しています。

まとめ

データについて: JRA-VAN Data Lab. で提供される中央競馬のレースデータをもとに、当サイトが独自に集計したものです。他サイトの集計や予想を転載したものではありません。中止・取消・失格などで着順が確定しなかった出走は集計から除いています。

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